弊社は1950(昭和25)年2月、当時まだ20代だった谷垣
創業当初は『リビング・イングリッシュ』という隔週の英語新聞を京都駅で立ち売りするという、ごくささやかな船出でした。高校レベルの英語で時事問題を解説したこの新聞は、戦後間もない時代の知識に飢えた人々に受けて飛ぶように売れ、同年の1950年6月には初の高校生向け問題集『ENGLISH STUDIES FOR THREE WEEKS
SENIOR』を刊行。これを皮切りとして数多くの英語教材を手がけました。
古参の大手出版社との競争にさらされながらも、勝美・誠男兄弟は高校への地道な飛び込み営業を続けて徐々に販路を拡大、ダンテの『神曲』の完訳で知られる寿岳文章博士や、関西学院大学・甲南大学で教授職を歴任された大塚高信博士を始めとする著名な英文学者を著者に迎え、高校の教育現場での信用を高めていきました。
1960年代後半から1970年代にかけては、慶応義塾大学の高梨健吉教授による『基礎からの英語』、『英語の構文150』、『総解英文法』のシリーズを筆頭に、「英語の美誠社」の名を不動のものとする名著を次々と世に送り出します。解説だけでなく練習問題も完備し、1冊ですべてがまかなえる内容が授業で使いやすいと好評を博し、それぞれが年間10万部を超えるヒットとなりました。
中でも『英語の構文150』は幾多の改訂を経て現在も刊行を続け、半世紀もの間、世代を超えて多くの読者からの支持を得てきました。現在では、オリジナルの骨格を残しつつ例文や解説を現代向けに刷新した『英語の構文150 UPGRADED』が全国の高校生に親しまれています。
1990年代には新たな文法参考書として『ブレイクスルー総合英語』シリーズを刊行。「堅いものより柔らかなものを」という受験生のニーズ、そして「基本と発展を1冊で段階的に学べる参考書がほしい」という現場の先生方の要請を受けてさまざまな改良を施しつつ、『基礎からの英語』や『総解英文法』で築いた英文法書に対する信用を今に受け継いでいます。
そして現在、弊社は変化し続ける教育現場のニーズに応え、構文集・英文法書にとどまらず、リーディング・リスニング・単語集・大学入試対策問題集など、さまざまなジャンルでバラエティ豊かな出版活動を行っております。
2020年に弊社は創業70周年を迎えました。これからも、これまで培ったブランド力と柔軟な創意を武器に日々新たな挑戦を続け、読者の皆様から「使ってよかった」と言っていただけるような書籍を刊行してまいります。今後とも弊社の出版活動にご支持を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
美誠社の原点
『ENGLISH STUDIES FOR THREE WEEKS SENIOR』
「英語の美誠社」の名を確固たるものにした高梨教授の著作
歴代の『英語の構文150』 7 度の改訂を重ねるロングセラー
『ブレイクスルー総合英語』シリーズ
商号 | 有限会社 美誠社 |
---|---|
代表者 | 代表取締役社長 谷垣 誠也 |
所在地 |
〒603-8113
京都市北区小山西元町37番地 |
電話番号 | 075-492-5660 |
FAX番号 | 075-492-5674 |
事業内容 |
全国の高等学校を対象とした、英語図書教材の出版
及び販売 |
京都市営地下鉄 烏丸線 北大路駅 1番出入口より徒歩10分
京都市営地下鉄 烏丸線 北山駅 3番出入口より徒歩10分
京都市営バス 北大路バスターミナルより徒歩12分